プラットフォームごとのQURASウォレットの機能差

QURASでは、できるだけ多くのユーザーの皆さまにQURASブロックチェーンを利用できるように、複数のプラットフォームでウォレットを公開しています。プラットフォームから来る制約などにより、プラットフォームごとのQURASウォレットには機能差があります。

本記事では、2021年2月1日時点でリリースされているウォレットについて、特徴及び機能差をご案内差し上げます。

ウォレットの種類

現在、以下のQURAS Walletが用意されています。

モバイルウォレット(QURAS Wallet +)

・iOS:https://apps.apple.com/jp/app/quras-wallet/id1546075654

・Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=io.quras.plus

QURAS Wallet +は、モバイル向けのウォレットです。送受信に特化し、BTC, ETH及び、ERC20 XQC, ネイティブXQC, XQGを扱うことができます。また、このウォレットは、ERC20 XQCからネイティブXQCへの唯一のトークンスワップ手段となります。スワップは2021年7月までを見込んでいます。

Windowsウォレット

https://quras.io/ (メニューより: QurasWallet → Windows)

Windowsウォレットでは、QURASブロックチェーンのすべての機能を利用することができます。Windowsウォレットを実行したノードは、ブロックチェーンのデータをダウンロードし、フルノードの役割を担います。そのため、Windowsウォレットではzk-SNARKsやリング署名を使った匿名トランザクションを実行することができます。

Webウォレット

https://quraswallet.org/

Webウォレットは、ノンカストディアル型のウォレットです。プロジェクトはユーザーの秘密鍵を管理しません。ネイティブXQC/XQGの送受信ができる他、QURASブロックチェーンのトークンの発行、送受信を行うことができます。Webウォレットを利用する際は、偽サイトによる被害を避けるため、必ずブックマークをするようにしてください。

機能比較

現在、匿名トランザクションを利用できるのは、フルノードを実行できるWindowsウォレットのみになります。ライトノードを利用して動いているモバイルウォレットとWebウォレットについては、匿名トランザクションが利用できるように現在開発を行っており、2021年Q2を実装目標としています。

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